。ですので,攻めて勝ったときは良い報酬がもらえて,技の成長も攻撃側のほうを高くする,という形で差別化を図っています。 : 技関連の調整は,第伍陣で一段落したと考えていいのでしょうか。 杉浦氏: 戦国体験にずっと参加していただいたのであればご存じだと思いますが,第参陣で上げ過ぎたスキルの発動率を第四陣で再調整したら,お客様から発動率を下げ過ぎだと怒られてしまったんですよ。第伍陣では元に戻したつもりだったのですが,重要なスキルがあまり発動しなくて,爽快感が薄れてしまいました。 スキルがバンバン発動するとバランスを取るのが難しくなりますが,IXA RMT,バランスが崩れるのを恐れて縮こまってしまっては,ただの数字比べになってつまらなくなってしまいます。発動した時の派手なエフェクトも,やはり出たほうが嬉しいですから。 バランスチェックを行ったうえで問題がなさそうであれば,なるべく第参陣に近づけたスキル発動率に再調整して,アイオン RMT,合戦の爽快感を上げたいと考えています。 : スキルといえば,第参陣のときは「妻乃祈り」が猛威をふるっていましたよね。 杉浦氏: 女性武将を5人並べたら,「妻乃祈り」が5連続で発動することもよくありましたからね(笑)。防御力が合計で6万ポイントくらいになって,戦う前から負けを覚悟することもよくありました。 クローズドβテストだから許されていたという面もあったんでしょうけど,今振り返ると,それはそれで面白い部分もあったと思うんです。「妻乃祈り」を持っている武将だと分かったうえで戦いを挑むわけですから,ある意味“覚悟のうえ”だとも言えますし。 また,実際にプレイしていたときに,防衛部隊に「妻乃祈り」を覚える女性武将を5人並べている方がいたんですけど,戦ってみたら,まだスキルを覚えていなかったんですよ。そういった牽制のような使い方であったり,それを見抜いたりといった楽しさもありますよね。 : それはうまい作戦ですね。自分だったら,「妻乃祈り」を使える女性武将が5人並んでいるだけで敬遠してしまいます。 杉浦氏: もちろん反省点ではありますし,「妻乃祈り」一辺倒になってしまうような状況は避けなければいけないのですが,そういった数字には表れない部分もヒントにしないと,ゲームとしての面白さが削がれてしまいます。ランキングの報酬やバランス調整,課金要素についても,同じことが言えると思います。 : もう少し具体的に教えてもらえますか
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