2013年2月2日土曜日

最新エンジンで甦った植民地開拓シム,「シヴィライゼーション4 コロナイゼーション」のレビューを掲載_3

 都市で働く住民と,彼らが生産する品物の管理がプレイの核となるのであれば,植民地の拡張において最も重要なのは,必然的に「いかにして住民の数を増やすか」という点だ,DarkBlood RMT。  Civ4であれば答えは簡単で,都市の生活環境を高めると共に,アラド戦記 RMT,食糧供給を安定させるということに尽きた。だがコロナイゼーションではさすがに大航海時代が背景となるだけあってCiv4にはないさまざまな手段が用意されている。  最初の選択肢は,ヨーロッパ本土の宗教的混乱によって発生する移民である。プレイヤーは船をヨーロッパに回し,移民希望者を新大陸に運ぶことで都市人口を拡充できる。この際,一定の金額を支払ってさらに多くの移民を募集することも可能だ。  次の選択肢は,宣教師を先住民のもとに送り込み,転向者を募る方法。これはそもそも最初に宣教師が必要で,かつ先住民が宣教師を受け入れてくれないという危険性があり,しかも,必ずしも安定した供給源というわけでもないのだが,新たな住民はごく普通の移民希望者より能力的に優れているので,チャレンジするだけの価値は十分にある。  最後の選択肢が,食糧増産による住民の自然増だ。これは初期においてはそれなりに期待できるが,中心的な方法とするには時間がかかり,ちょっと無理がある。 大いなる援助者としての先住民 先住民の集落に伝道所を作れば,彼らを住民化できることもある。先住民は一次産品の生産に関して安定した能力を持っている  新大陸への植民という話になると,勢い出てくるのが先住民との関係だ。  コロナイゼーションでは,史実同様,最初のうちは先住民はプレイヤー達を暖かく迎えてくれ,無償で援助すら申し出る。また彼らは有力な交易相手となり,近代的な道具や悚胜嗓趣谓粨Qがさまざまな利益をもたらしてくれる(先住民との交易を成立させるためには,都市か先住民の集落上に輸送ユニットがなくてはならないことには注意)。  先住民による利益はこれだけではない。彼らのもとに住民を送り込み,一定期間訓練を受けさせ,それぞれの集落に応じた技能を学ばせることが可能なのだ。もちろんこういった「学習」は都市に学校を建設することでも可能だが,効率から見ても結果から見ても,先住民のもとで学ぶほうが大抵の場合,望ましい。  もちろん,軍隊をそろえて先住民と戦争し,より広い植民地を開拓することも可能だ。しかしながら,そのメリットは個人的にほとんど感じられない。いよいよ先住民の集落が邪魔になってきたら,文化的に侵略してしまう同化政策も取れる
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